第二種電気工事士に一発合格した勉強法|電気工事を始めて1年未満だった自分の体験談

第2種電気工事士試験

第二種電気工事士 技能試験に一発合格した当時、自分はまだ電気工事を始めて1年も経っていなかったと思います。

今でこそ電気工事を仕事にするなら、第二種電気工事士は持っていて当たり前に近い資格だと思っています。

そんな自分が受験することになったきっかけは、会社から突然言われた一言でした。

「電気工事士の資格取って」

当時は今と違って試験は年に1回。

落ちたら次のチャンスはまた来年です。

これは絶対に一発で受からないとダメだ。

そう思って、慌てて勉強を始めました。

仕事が終わるのが遅い日もありましたが、毎日必ず勉強しました。

学科も技能も、自分がやったことはものすごく単純です。

毎日続ける。

今振り返ってみても、「継続は力なり」だったと思います(笑)

目次

電気工事を始めて1年未満で資格を取ることに

当時の自分は、何年も経験を積んだ電気工事士ではありません。

まだ電気工事を始めたばかり。

現場で仕事をしながら、いろいろなことを覚えている段階でした。

そんな時に会社から言われたのが、

「第二種電気工事士を取ってほしい」

という話です。

自分自身ができる作業の幅を広げる意味もありましたが、会社としても資格を持った作業員を増やす意味がありました。

元請けや取引先に対して、

「弊社にはこれだけ資格を持った作業員がいます」

とアピールする材料にもなります。

当時の自分はもっと単純で、

「資格を取れば仕事の幅が広がって、もっと稼げるようになる」

と思っていました(笑)

今考えれば、資格を一つ取っただけで突然稼げるようになるほど単純ではありません。

それでも当時の自分にとっては、絶対に合格するための大きなモチベーションになりました。

試験日

学科試験 CBT方式

2026年924日(木曜日) 〜 2026年11 8日(日曜日)

学科試験 筆記方式

2026年1025日(日曜日)

学科試験は10年分の過去問題をひたすら反復

学科試験で自分がやった勉強方法は、とてもシンプルです。

手元に過去10年分の問題が載っている資料がありました。

そこから毎日、1年分を本番の試験だと思って解きます。

解き終わったら採点。間違えた問題を確認。

そして、間違えたところをもう一度勉強する。

これをひたすら繰り返しました。

特別な勉強方法ではありません。

過去問を解く。間違える。覚える。

また過去問を解く。

これの繰り返しです。

間違えた問題をそのままにしなかった

自分の場合、合格点を取れたから今日はOK、とは考えませんでした。

間違えた問題があったら、

「なぜ間違えたんだろう?」

と確認して、もう一度覚える。

当時は試験が年に1回だったので、合格ラインをギリギリ超えることよりも、絶対に落ちない状態にしたいという気持ちが強かったんだと思います。

その結果、学科試験は自己採点98点。

確か1問間違いだったと思います。

試験が終わった時点で、

「これは受かっただろう」

という自信がありました。

そこで合格発表を待たず、その日のうちに技能試験の準備を始めました。

学科試験当日から技能試験の準備を開始

学科試験が終わったその日から、技能試験の練習に必要な材料や器具を買い集めました。

当時はお金にも余裕がありませんでした。

それでも消耗品以外については、練習に必要なものを一通り購入しました。

これが高かった(笑)

正直、結構痛い出費でした。

それでも当時は、

「絶対に合格すれば、これからもっと仕事ができるようになる」

と思っていたので、必要な投資だと思って揃えました。

技能試験

2026年1212日(土曜日) または 2026年1213日(日曜日)

第二種電気工事士の技能試験は最初から時間内にできなかった

現場で電気工事をやっていたなら、技能試験は簡単だったんじゃない?

と思う人もいるかもしれません。

そんなことはありません(笑)

そもそも自分は、まだ電気工事を始めて1年未満です。

最初に公表問題をやった時は、普通に時間オーバーしました。

技能試験は、ただ配線をつないで完成させればいいわけではありません。

決められた時間内に施工して、欠陥を出さずに完成させる必要があります。

現場とはまた違う難しさがありました。

第二種電気工事士の勉強で細かいルールを覚えた

これは、当時まだ電気工事を始めたばかりだった自分にとって、とても良い勉強になりました。

現場で仕事をしているだけでは、まだ理解できていなかった細かいルールがたくさんあったからです。

技能試験には、欠陥と判断される施工があります。

学科試験でも、

「こういう決まりがあるのか」

と初めて知ったことがたくさんありました。

資格を取るための勉強ではありますが、自分の場合は電気工事そのものを勉強する時間にもなっていました。

仕事を始めたばかりだったからこそ、かなり良い勉強になったと思います。

そして何より、勉強すること自体が楽しかった。

仕事が終わるのが遅い日でも、学科の勉強も技能の練習も必ずやりました。

第二種電気工事士 技能試験の公表問題を毎日1問ずつ練習

技能試験についても、特別なことはしていません。

自分で決めていたのは、

毎日、公表問題を1問やる。

これです。

仕事が終わるのが遅くてもやる。

疲れていてもやる。

最初は時間オーバーしていました。

でも毎日やっていると、少しずつ慣れてきます。

材料の扱い。工具の使い方。施工する順番。

試験の細かいルール。

最初はいちいち考えながらやっていたことが、繰り返しているうちに自然にできるようになってきます。

申込受付期間

2026年817日(月曜日)10時〜2026年9 3日(木曜日)17

学科免除の方も申込必要だった気がするので注意です。

最初は時間オーバーでも毎日続けた

これから技能試験を受ける人に伝えたいのは、最初から時間内にできなくても、それだけで焦る必要はないということです。

自分も最初は時間オーバーしました。

それでも毎日続けました。

昨日より工具の扱いが少し速くなる。

前回迷ったところで迷わなくなる。

作業する順番を考えなくても動けるようになる。

そういう小さな積み重ねで、少しずつ施工時間が短くなっていきました。

技能試験は、頭で理解するだけではなく、実際に手を動かして慣れることが大切だと思います。

自分の場合は、とにかく毎日1問。

これを続けました。

本番の技能試験は余裕を持って完成

そして技能試験本番。

毎日練習していたこともあって、不思議と緊張しませんでした。

最初の練習では時間オーバーしていたのに、本番では時間に余裕を持って完成。

施工後に確認する時間も取れました。

終わった時も、

「たぶん大丈夫だろう」

という自信がありました。

結果は無事合格。

結局、自分がやったことは、ものすごい裏技でも特別な勉強方法でもありません。

毎日やった。

それだけです。

継続は力なり(笑)

今なら技能試験の練習材料セットという選択肢もある

自分が受験した時は、技能試験に必要な材料や器具を自分で買い集めました。

これが結構大変でした。

しかも当時はお金に余裕がなかったので、

「高いなぁ……」

と思いながら揃えたのを覚えています(笑)

今は第二種電気工事士の技能試験向けに、練習で使用する材料をまとめたセットも販売されています。

これから練習を始める人で、

「何を揃えればいいのか分からない」

「一つずつ材料を探すのが面倒」

という人なら、こうしたセットから始める方法もあると思います。

何回練習するのかを考えて、自分に必要な量が入っているものを選ぶのがいいでしょう。

第二種電気工事士を取れば稼げるのか

当時の自分は、

「資格を取れば稼げるようになる」

と思っていました(笑)

今振り返ると、第二種電気工事士を取得しただけで突然稼げるようになるわけではありません。

今では電気工事を仕事としてやっていくなら、持っていて当たり前に近い資格だと思っています。

ただし、資格を取る意味がないということではありません。

資格を持つことで、自分ができる作業の幅を広げられます。

会社としても、資格を持っている作業員が何人いるかは、仕事を受注する際のアピール材料の一つになります。

資格そのものがお金を生み出すというより、仕事を任せてもらうための土台の一つ。

今はそんなふうに考えています。

電気工事を始めたばかりだったからこそ勉強になった

自分の場合、資格を取得したことだけでなく、そこまで勉強したこと自体に大きな意味がありました。

当時は電気工事を始めてまだ1年未満。

分からないこともたくさんありました。

第二種電気工事士の勉強をしたことで、現場だけでは理解できていなかったルールを知ることができました。

欠陥についても勉強しました。

施工についても勉強しました。

そして勉強したことを、実際の仕事でも意識できるようになりました。

資格試験の勉強と現場の仕事がつながっていく感じがあって、純粋に勉強することが楽しかったんですよね。

まとめ|一番効果があったのは毎日続けること

第二種電気工事士を受験した当時、自分は電気工事を始めてまだ1年も経っていませんでした。

会社から突然、資格を取るように言われて勉強を開始。

当時は年1回の試験だったので、一発で合格したい。

学科は過去10年分の問題を繰り返しました。

間違えた問題はそのままにせず、もう一度勉強。

結果は自己採点98点でした。

そして学科試験当日から技能試験の準備を開始。

お金に余裕がない中で材料や器具を買い集め、毎日、公表問題を1問練習しました。

最初は時間オーバー。

それでも毎日続けました。

その結果、本番では時間に余裕を持って完成させることができました。

振り返ってみても、特別なことはしていません。

毎日少しずつでも続ける。

自分の場合は、それが一番効果のあった勉強方法でした。

継続は力なり。

これから第二種電気工事士を受験する人も、最初の技能練習で時間内に完成しなくても、そこで諦めずに手を動かし続けてみてください。

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この記事を書いた人

実務ラボ|電気工事の現場人のアバター 実務ラボ|電気工事の現場人 電気・電気通信工事の現場経験者/会社経営

18歳から建設業界で現場を経験。大工を経て、23歳から電気通信・電気工事の世界へ。NTT関連の集合住宅工事、光回線の引込工事、CATV、テナント電気工事、全国規模のLED切替工事など、さまざまな現場に携わってきました。30歳で独立し、現在は電気・電気通信工事に関わる会社を経営しています。実務ラボでは、現場で実際に経験してきたことをもとに、電気工事・電気通信工事・工具・資格・独立・会社経営について発信しています。

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