「便利だから」が事故につながることも
延長コードや電源タップは、家庭やオフィスで当たり前のように使われています。
しかし、電気工事の現場では「その使い方は危険です」と感じるケースを数多く見てきました。
便利な反面、使い方を間違えると発熱や火災の原因になることもあります。
今回は、電気工事士の視点から、特に注意していただきたいポイントを5つ紹介します。
① タコ足配線
一つのコンセントに複数の電源タップを接続する「タコ足配線」。
消費電力が大きい家電を同時に使用すると、定格容量を超えて発熱する恐れがあります。
特に電子レンジ・電気ケトル・ドライヤー・暖房器具などを同時に使う場合は注意が必要です。
② コードを束ねたまま使う
延長コードを束ねた状態で大きな電流を流すと、熱がこもりやすくなります。
使用するときは、できるだけコードを伸ばした状態で使いましょう。
③ 家具の下敷きになっている
コードの上に家具や家電を置くと、内部の導体が傷んだり、被覆が劣化する原因になります。
見えない場所ほど定期的に確認することをおすすめします。
④ 劣化した電源タップを使い続ける
プラグが変色している、コードが硬くなっている、差し込み口が緩いなどの症状がある場合は交換を検討しましょう。
長年使用した製品は内部部品も劣化している可能性があります。
⑤ 屋内用を屋外で使用する
屋内専用の延長コードを屋外で使うと、水や紫外線の影響で劣化しやすくなります。
屋外では、防雨仕様など使用環境に合った製品を選びましょう。
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安全に使うためのポイント
・定格容量を確認する
・定期的にコードやプラグを点検する
・使用しないときはコンセントから抜く
・用途に合った延長コードを選ぶ
まとめ
延長コードや電源タップは便利な反面、使い方を誤ると事故につながる可能性があります。
ほんの少し意識するだけで、多くのトラブルは防げます。
ご家庭の電源タップや延長コードを、この機会に一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

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